日々のブログ

豚バラの腐乳味

 キッチン用品については「包丁と中華鍋だけあればあとはどうにでもなる」派なので、あんまりこだわりはないのだけど、無いとどうにもならない、あるいは他のものでは代替が難しい系の道具もある。圧力鍋なんかはそのひとつ。もっともあれってばうるさいんであんまり好きではない。持ってはいたのだけど、mixiで欲しがっていた人がいたのであげてしまった。
 圧力鍋の置き換えというわけではないのだが、煮込み用に買ったのがシャトルシェルフ。いわゆる保温調理器。圧力鍋のようにうるさくないので静謐が好きな私向きであります(以下のアフィリエイト参照w)。

 煮汁が減らないのでちょっと難しい面もあるが、たとえばすね肉や豆の下ごしらえなんかにはむいている。煮豚もよく作るが、今回はその応用で紅腐乳で味を付けたバージョンの作り方。

 まず、豚のバラ肉をカタマリで2つほど買ってきて、醤油、味醂、酒なんかで味を付けた煮汁でひたひたにして、長ネギと昆布を適当に放り込んで沸騰するまで煮る。沸騰したらシャトルポットの中へ。

 一晩おいて、朝にもう一度火を入れ、ポットの中へ。

 以上で夕方あたりには出来上がり。取り出すのを忘れるとドロドロの脂肉汁になってしまうので注意が必要。

 温かい状態だとモロモロになるほど柔らかいから、一度冷蔵庫などへ入れて冷やしてから切るのがよろしいかも。

 今回はこれだけじゃあ、味が平板だなぁと感じたので、一工夫。
 まず、煮汁を冷やして固まった脂を取り除き、ここに紅腐乳をどかどか投入して再度沸騰。適度に冷ます。
 冷蔵庫で冷やして切りやすくしておいたバラ肉を角煮サイズに切って容器へ入れ、この煮汁を入れて、一晩放置……。

 これをご飯にのっけて小ネギをちらしてみたら、うまうまー!これはオススメですぞ。
 でも、やっぱりバラ肉じゃ脂が多すぎるので、年寄りにはくどい。肩ロースあたりの方がよいかも知れませぬ。