日々のブログ

ごぅとぅー下田

GoTo Travelで下田に行ってきたよ。Travelingじゃないかという指摘はさておき、珍しく流行り物に乗ってみた。というか、旅行に行く予定だったところに連中がのってきたというべきか。

電車で行くため、「なんだんか展望のよい踊り子号みたいなのがあったなー」と調べてみたら、記憶の中の「スーパービュー踊り子」はすでに引退済み。代わりに「サフィール踊り子」だったか、そんなのが導入されていた。なかなかすごい。最低クラスがグリーン車で、その上プレミアムグリーン、個室と続く。これにしようかーと思ったら、論外であった。でんでん空いていない。最下層wのグリーンがぽつんぽつんと空いている程度。鉄道好きって多いからなー。
ということで、通常の踊り子のグリーン車を予約。結構混んでいましたよ。

電車で下田に来たのは小学生のとき以来かな。

久々に来ました下田。垢抜けない駅から歩いてみる。前に来たことがあるので、高台にあるのは承知で、歩いて上ってもたいしたことがなかったはず…なのは20年以上前だったからだ。
死ぬかと思うほど疲れました(;゜ロ゜)

懐かしの下田東急ホテル。以前にはなかったジュニアスイートなどができていて、せっかくGotoなので、ビューバス付きのお部屋というのにしました。GoTo Travelの仕組み上、2人だと8万円でサチるんでちょっと足が出るお値段だったけど、大浴場がどれぐらい混んでいるかわからないので、プランBとしてビューバスにしておいた。 食事も込みにした方がお得とかいろいろあるのだけど、選択肢が狭まるので、朝食のみのプラン。

ホテルに入ってみると、かなり混んでいて、団体さんなどもいた模様。

リビングが別れているわけではないが、ソファと椅子テーブルがある
いわゆるビューバス

一階チェックインして、部屋をチェックしたあと、館内探検をしてビルを飲んでみたり。

部屋に戻ってワイヤレススピーカーを設置したり、なんじゃかんじゃやっていると晩ご飯の時間だー

ということで町へ歩いて出る。

しかし、ここからが、また大変だった。

「いくら何でも下田である」

開いている飲食店が見当たらない

 イマドキの若い人がどう思う革は刈らないが、首都圏のそれも東京や横浜あたりの人の常識では、下田というのは観光地であり、気軽に行く人で賑わっている街の印象があった。

 しかーし。
 夕飯を取ろうと思って街へ出たら、そこはシャッター街。ゴーストタウンですよ。
 いくら歩いても店がない。みんな閉まっている。かろうじて明かりがついているところに行ってみても、飲食店ではないとか、普通の家だったり。

 しかたがないので、ググったりなんだりしながらウロウロして、駅の方までいき、事前に調べておいたうちの一軒「開国厨房なかなか」というお店に到達。
 ここは「株式会社開国 http://kaikoku-shimoda.sakura.ne.jp/」という地元の会社がやっている店舗の一つで、ほかに「ぼちぼち」「なみなみ」がある。ネーミング的にはぼちぼちに行きたいところだが、ここは串揚げなので、なかなかにしておいた。

なぜかピンが甘いがマグロと赤ムツだったかな・おいしかった

 「なかなか」は基本的には何でもある系の居酒屋だけど、下田だからわりと魚介類が豊富。やっとこさたどり着いた恨みwもあって、お嬢さんとかなりガツガツと頼んでしまった。 刺身も生牡蠣もうまかったなぁ 支払いはほぼ地域振興券だったか?で間に合いました(13000円ぐらいだったような)。帰りは登山ツライってことで、タクって帰ホテル。

なぜか生牡蠣・タバスコとレモンとで二回食べた

 さて、入浴ということで、大浴場を偵察に行ってみたけど、ちょっと遠慮したいぐらい人がいたので、そそくさと帰室。お嬢さんは一応入ったようです。

 そういうわけで、部屋にあるビューバスに入り、館内で買ってきたえらい高い酒類などを飲んだり、BTスピーカーでAmazon Music Unlimitesを流したり。これはこれでの楽しいひととき。

 翌日、ふだん朝食を食べる習慣がない私でも、旅行中は朝ご飯を食べることが多い。
 そのため、朝食つきのプランにしたが、レストランに行ってみると、団体さんがいるようで、待ち。部屋にいるからコールしてもらうことにして、部屋でだらだらしていると、時間より少し早くコールがかかった。

 使い捨ての手袋やマスク入れ、SDの位置まで指定された、かなり厳重な朝食会場。
 品数は豊富でおいしかったです。某ネトウヨさんだったら、興奮して食べまくっていたのではないか。寿司もあったし。まあ、3000円だしな。ここのホテルはものが高いのか安いのかわからないところがあって、レストランの夕食リストを見ると、食べ物はさほどでもない…ように思える。ビールは高いが。

朝食のビュッフェメニューはかなり豊富。朝から寿司いってみました

 食事のあとは再び部屋に戻ってビューバスで泡風呂状態にして遊んだり。朝寝したり。

部屋からの眺め

 やがてチェックアウトの時間。部屋以外ほとんど使わなかったー 満足だけど。

 チェックアウトもやや時間がかかり、順番に呼び出されるまで売店を見たり。あまり買うものもないかと思ったが買っておけば良かった(駅の近くには土産物屋があまりない!)。

 ちょっとへんぴな場所にある下田東急ホテルでは、駅までのシャトルバスがある。最後はこれに乗せてもらうことにして、駅まで行き、コインロッカーに荷物を押し込んで、タクシーで「下田水族館」まで行く。

イルぼミニショーのyぷなものをやってた

 道中、運転手さんに下田が以下に寂れているかを蕩々と騙られる。人口が2万人そこそこらしい。あとで調べたら、静岡県の市で唯一「過疎」指定されているとか。
 おもしろかったのは、ユニクロすらないので、下田の人はみんなしまむらの服を着るしかない。それがいやなら伊東市か三島市に1-2時間かけていくしかない、という話。かなり盛っているとは思うが、過疎ってのはそういうことなんだなぁ

 そんな話を聞いているうちに、水族館到着。場所の記憶は薄れているが、中に入ったら以前に着たことを思い出した。
 新型コロナの影響で、見学もいろいろ制限されているが、一通りは見学できるようである。イルカのショーはなく、小規模な出し物でイルカがんばってた。ペンギンは比較的通常営業。ラッコは死んだ(たぶんw)。魚の展示物はわりと多くて、チンアナゴをはじめとした砂に潜る系とウミヘビやウツボなどの長いもの系が多く、それが好きなお嬢さんは喜んでいたことである。

 昼になったのでどこかで昼食を食べるか、と水族館を出たが、バスの田民具が悪くけっこう待たねばならぬ。ではタクシーをと思って電話したが、枯渇しているとのこと。過疎だから運転手もいないのか…、

 しかたがないので歩いて行くことに。さほど距離はないのだけど、とch縫うのトンネルは歩道がないのちょっと強方。

 駅までの道中、川沿いの風情のある通りで何か食べようと思ったが、あまり店はない。やっていても混んでいる。さらに駅の方まで歩き、途中で酒屋さんに入り、お土産を買いつつ、お店のひとにおすすめなどを聞く、結局行かなかったけどw

 行ったのは、過去に何度も食べたことがある「なかがわ」。相変わらずなたたずまいだった。
 赤むつとか黒むつとかがはいった刺身盛りといろいろ食べたけど、刺身は正直言って昔のよさはない。一番美味しかったのが「きぬかつぎ」w あとここの名物?「わかめごはん」もおいしかったけど、昔の何十円というのに比べると高くなったよなー

刺身盛り合わせ。昔ほどの鮮度はないかなぁ
金目鯛のフライだったか。思ったのと違った
きぬかつぎ。これとわかめご飯が一番おいしかったというw

 ビールをかなりのんで、よいきぶんで下田駅まで行き、ちょっと追加のお土産でも、と思ったけど、店が少ないし、生わさびすらおいていなくて「そこの東急ストアに行け」とかなんとか。ひどいねぇ

ということで、お土産の追加はなしで、そのまま帰りの踊り子号の人となってきたくしました。またビューバスルームが空いていればいってもいいかな。

帰りの踊り子号は電源付き(100V だ!)