9月の15日だったか、とにかく敬老の日がらみで、三島→強羅という小旅行にいってきました。つるりん及びママりんと、強羅だけしましま合流。
泊まったのは東急バケーションズという、マンションちっくなお宿。コンドミニアムというのかな。大浴場などもあってトイレが2つある(重要)ので3~4人で行くには便利。わりときちんとしたキッチンもあり、調理道具もそこそこそろっている。
三島のほうは東急ホテルの一部を改造してあるので、施設は共有。食事はホテルのを利用することもできる。東急ホテルの三島(富士山三島だったか)は比較的新しいホテルだし、広くて快適だった。
横浜から三島までは、東海道線だと熱海乗り換えか新横浜経由の新幹線が一般的。ただ、少ないながらも踊り子号の修善寺行きで三島で降りるというチートもある。今回はそれにした。
ホテルの場所は駅隣接。改札を出て1分ぐらいか。
2Fのフロントへ行き、チェックイン。荷物を置いて、三島市内をぶらぶらする。
9月だというのに異常に暑くてバテる。三島神社はそこそこ離れた場所にあるが、けっこう大きな神社であった。鹿もいたけど放し飼いでは無い。帰りは歩くのにバテたので、伊豆箱根鉄道(逆だったか?)で部屋に戻る。夜は、いつもの沼津「寿司博」がお休みだとかで、新規開拓の「あまね」で和食など。板さんとスタッフの2人とも女性でやっている店であるが、たいへん美味しゅうございました。
満足して部屋に戻り、お風呂へ。ここの展望風呂は明るい時間なで晴れていれば富士山が見えるようだが、夜は三島駅の夜景のみ。部屋に戻っていろいろつまみつつ、飲みつつ、就寝。
翌日は、コンビニで買ってきた卵やサラダなどで朝ご飯。スーパーがあるといいのだけど、三島駅の近所にはスーパーはないもよう。キッチンはIHで、フライパンもちゃんとあった。オムレツなどを作ってみた。調味料がおいていないため、持ち込んだ最小限、つまり塩とこしょうと醤油で味付け。まあなんとか食べられた。
その後、11時のチェックアウトまでだらだらしたのち、新幹線で小田原へ。乗車時間は15分だが、30分に1本しかないので、そこそこせわしない。ちなみに在来線でいくと40分ちょいとのこと。
小田原駅までびゅーんと行き、なぜか東京から来たしましまと合流。そのまま井細田(いさいだ)駅まで大雄山線に乗って移動。ここの「ニコニコレンタカー」で車を借りるのである。なぜこんなところでレンタカーを借りるのかというと、先日X(旧Twitter)でバズった「レンタカー、勝手に売却事件」の店だから。結論としては「安くて整備屋さんだから車は上々であるが、売りとばれさてもしか名がないかね」というもの。詳細知りたければDMでw
無事、車を借りて、いざ箱根! 箱根に行くのも久々である。人生初箱根のしましま君が「なんでコンビニが喪中なんや」と聞いてきたが、外観の統一じゃ無いの、と想像で応える。じっさい、法律で決まっている模様(公園エリアの景観保護とかなんとか)。
ホテルにいくにはまだ早い時間なので、まずはしましま希望の「ガラスの森美術館」へ。なんだか流行っぽい場所で、平日なのに思いのほか人も多い。美術館としてはコンセプトがよくわからなかったが、どうも「映え」がいいから受けているもよう。一通り見終わって、館内のカフェーのような場所でお茶していたら、いきなり「ブラジル系ボサ歌手によるシャンソン」みたいな謎演奏が始まる。一同困惑。どうしたものかと思っていたが、隙を見て逃げることができた。
当初のもくろみでは、美術館を見た後、麓の小田原にもどって翌日朝ご飯の材料を調達する予定だったが、道路の工事などもしていて往復に時間がかかるので、その辺のコンビニで調達することに。宮ノ下だったかな?のコンビニでパンや焼きそばなどを調達。例によって調味料(油)が無いのが地味に痛い。思いついてウインナー(の油)で野菜炒めて焼きそばに投入することにした。料理人はないものは工夫するのだw
そのほかに4人とは思えない食材を買い、お宿へ。今日のお宿は東急バケーションズの箱根・強羅。
強羅駅周辺もけっこう辺鄙だが、地図を見ると宿はさらに辺鄙。最寄りはケーブルカーで強羅から二駅いったところにある中強羅。最初はケーブルカーで行って、晩ご飯は強羅で食べようかなと思っていたが、宿に聞いてみたところ「タクシーは強羅に2台しか無い」「ケーブルカーは18時で終わり」といわれたので、レンタカーにしたしだお。行ってみると、レンタカー正解。お嬢さんと二人だったら、まぁなんとかなっただろうけど、ご老人にあの坂道はつらいわ。名古屋人しましまも足萎えだしな。
そんなこんなで、ホテルにチェックイン。こちらは、ホテルを改装したのではなく、なんかのリゾートホテルか保養所をまるごと買って改造したかんじ。一応、東急バケーションズ仕様にはなっていて、トイレが2つある(強調)。キッチンも、三島よりは小さいが、そこそこちゃんとしている。
ホテルでうだうだうしていたら、またしても日が暮れてきたので、夕食をどこでするのかを協議。基本的には強羅エリアでたべるかんじ。全般的に閉店が早いし、要予約が多い。和食や寿司はアホみたいに高いし、山中で食べるものでも無いだろうと除外し、他を見ていたら、ピザやかカフェバーみたいなのがよかろうとなった。そして電話して予約しようとするが、なんだか予約というシステムにはなじまない(ようは面倒なのか?)ようで、じゃあ強羅まで行ってみるかーと出発。
坂の道をくねくね走って、まずはピザ屋へ。ピザと言っても、ネット情報ではいろいろありそうだったのだが、入ってみたら、どうもピザしか無い。聞いてみたら、やはりピザと飲み物だけとのこと。しょうがないので、そこを出て、隣にある「パブストップ」というお店に。こちらはいろいろあるし、席もあるので入店。どうも、ピザ屋と同位置経営の模様。どちらの店も、外国人率が高く、日本人は少なめ。ご時世ですな。
ちょっと海外のリゾーニいるような雰囲気だったが、食べ物は悪くなかった。ところどころで地雷のような値段のものもあったが。たぶん2万数千円のステーキでも外国人には高くないのだろう。結局、わりあいリーズナブルな会計でした。
そこそこ食べて、満足してホテルに戻る。大浴場には誰もおらず。そもそも同宿の人は1組だったもよう。空いているのはいいことだけど、潰れちゃわないかな?
風呂から上がって、翌日の予定などを協議しつつ、飲み食いして就寝。
翌朝は8時過ぎに起きて、まずは朝食を作る。
ウインナーを油代わりに使って、野菜を炒め、焼きそばを炒めて、混合。まぁまぁだったかな。
スープやコーヒーなどとともに朝食。普段、朝はだべ無いのだけど、三食きっちり食べる人がいるのでしょうがない。さすがにヨーグルトや果物は遠慮しておいたが。
せっかくなので、朝風呂にさくっと入って、その後うだうだしてからチェックアウト。平日なので、料金は大変お安かった。もっとも、フライパンのテフロンが剥がれていたり、タオルが少なかったり(もらった)、ホテル運営と連動している三島に比べると、ちょっとしょぼ感はあったが、まあ満足。トイレが2つあるし(重要)。
本日は、大涌谷(おおわくだに)を見に行く予定。ホテルからは1キロちょいなので、すぐつくと思っていたが、山道の途中でいきなり渋滞。どうも駐車場に入るための渋滞の模様。20分ぐらいかかってなんとか入れたが、出るのが遅かったら、入れないところだった(駐車場がわりあいキャパ少なめ)。少し前に噴火して、立ち入り禁止になっていた大涌谷だが、いまは普通に見学できる。ただし、危ないエリアはガイドツアーでないと入れない。参加しようと思ったが、強風のため中止になっていた。残念。
ここには「黒たまご」という温泉でゆでた卵が名物らしい。食べると寿命が何年だか延びるという。別にそんなに長生きをしたいわけでも無かったが、強制的に食べさせられるw なんか味がついていたけど、あれってどういう仕組みなのだろうか?
大涌谷自体はきれいに整備されていたし、なかなか楽しかった。
その後、芦ノ湖へいき、湖畔のそばやで昼飯。食べてばっかりのような気がするが、三食食べないと(以下略)。日本蕎麦屋でさくっと食べる。味は…観光地味。
その後、箱根を下り、ターンパイクの近くにある鈴廣の練り物ミュージアム兼お土産販売所みたいなところでお土産を買う。かまぼこBarみたいなコーナーもあって面白い。小田原から箱根登山鉄道で2駅ぐらいだったか?駅舎=この施設みたいな造りなので、アクセスしやすいし、おすすめ。
買い物が終わったところで、することもないので、井細田でレンタカー返却。とくに問題があったわけではないが、やはりクルマを売り飛ばされても仕方ないような気がしないでも無い。
ということで、大雄山線で小田原に戻り、そこから東海道線で横浜までいって、解散。しましま君だけ品川から折り返して名古屋に行くというイレギュラーなルートで帰るとのこと。
今回、初「東急バケーション」だったけど、用途によっては使える施設だなぁと思いました、まる。
(2025年9月)