日々のブログ

晩秋の奄美大島へ(ばしゃ山村編)

古仁屋から再び山を越えて、ビッグ2に着いたころには雨もあがって、晴れてきた。やはり南部のほうは雨が多いのかなと思ったが、クルマを降りるとかなり降ったあとが見られたので、単純に雨雲が通り過ぎたと言うだけだったのかも(奄美大島はあまり雲が停滞しない)。

さて、ばしゃ山村へ到着し、チェックイン後ビーチにあるガゼボでだらだら。さすがにこの時期にはガゼボの近くにあるカウンターは閉じているので、飲み物などはレストランに頼まないといけない。
夕食は当初、ばしゃ山村の並びにある「夢紅(ゆめくれない)」がウマイという話を(ばしゃ山村に来ても相変わらずおかしい)おりおりがどこぞで聞きつけてきたので行こうと思っていたのだが、「食材がなくなった」とかいう謎の理由で(まだ開店前なのに)ボツ。どうしようかと思い悩んでいる内に暗くなってしまったのでAMAネシアのBBQで済ませることに。AMAネシアとはばしゃ山村のレストランのことで、つまりはガゼボでそのままBBQという怠惰な流れ。

 

 

BBQはいくつかコースがあったが、他にも頼みたいので、最小限のコースに「肉肉」うるさいTOMO蔵向けに牛カルビ追加。結果としては、追加しないでもかなりな量があったので、最小限コース+油ぞうめんあたりでもよかったかも。ちなみに最小限コースは3000円/人。

BBQだから味に関してどうのということもないが、豚トロの切り身が小さいのでやたらと隙間から落っこち易いのは何らかの改善が必要か。落ちた豚トロは翌日の夕方までそのままであった(テーブルの下はあんまり掃除しないようだ)。

BBQで燻されたあとは、部屋に戻ってビールなど飲みながらだらだらと雑談。おりおりは相変わらずおかしかったが治る気配もないので、もうこれはだめかもしれんね、などと思いつつ解散して就寝。

翌朝は少し雲があったものの、なかなかの天気。少し近所を歩いてみたが、既に暑くなりそうなヨカン。8時からは張り切って朝食へ。
前回もそうだったが、ホテル内で余り人を見かけないのだけど、朝食のときだけはけっこう人が多い。どこに潜んでいるのだ?w 朝食はビュッフェ形式で、夏場に来たときよりも品数は少ないようだが、味付けについてはへんに甘かったりすることもなく美味しい。安定している。

今後のとを考えて沢山は食べず、コーヒーを飲んだ後はガゼボに移動してごろごろ。
おかしなヒトタチが海辺で女優ごっこなどをしていたのをぼーっと見ていたらもうお昼。食べるものを考えなきゃ。


昼食には、昨日行けなかった夢紅へ行かねばならぬだろうということになり、歩いてお店まで。
写真に撮ると単なるボロ小屋にしか見えない夢紅、けっこうお客さんがやってきて、ほぼ満員に近い。民家を改築したのか、店の中はなんかロハスな感じには仕上げてある。
しかしながら、恐ろしく手際の悪い店主と(ロハス)、アルバイトのおねーさん。事実上パスタしかないメニュー(ロハス)。3人分のパスタが出てくるのにほぼ1時間、そして1つは間違っていた! まぁロハスだからしかたない。ちなみにビールもまだ冷えていない(ロハス!)とのことで、「氷を入れたら」とか提案されたが、インドネシアではあるまいし、そんなもの飲んでられるかーと却下。
これで、味が天にも昇るほど美味しいというのなら話の種としては面白いのだけど、それだけ時間がかかったら当然伸びます。哀しい味でした。


そんなこんなでやたらと時間がかかった昼食で不完全燃焼となった我らが行く先は、隣のおしゃれレストラン「奄美きょら海工房」へ。こちらも人がいっぱい。
お茶と甘いものでも食べるつもりが、不完全燃焼のくすぶりが再度発火してしまい、ピザとフレンチトースト、(冷えた)ビールなども注文。あっという間(ロハス比)に出てきたことに感動。ピザは「鶏飯味」という謎の味付けだったが、けっこうイケました。前にはなかった(たぶん)鶏飯などもメニューに載っていて、繁盛しているようです。次回あたり、店を拡張しているんじゃないだろうかというヨカン。


さて、十分におなかいっぱいになった我々は、黒糖の工房を見学したり、ばしゃ山村でお土産を探したり。さすがに疲れたので、部屋に戻って昼寝。おりおり&TOMO蔵は懲りずにガゼボにいたようである。

夜は、成田から初日の鶏飯屋(ひさ倉)とビッグ2まで一緒だったK姉さん一派と合流し、AMAネシアでディナー。なにやら、地元の太鼓イベントみたいなものをやっていたので、レストラン奥の広間みたいなところに案内される。翌日がTOMO蔵の誕生日だったので、事前にメールでケーキや花束などを頼んでおいたが、きちんと手配されていて安心した。
なにやらやたらと料理を頼む癖のあるひとがいたので食べきれぬくらいの料理があったように思えるが、いつのまにやらほぼ食べてしまったようである。頼んでおいたケーキは、となりの黒糖工房のお店で作ってもらったようで、8号で5千円ちょっとだったかな?花束もけっこういいのを用意してくれて、ばしゃ山村からのコメントなども寄せてくれて良かった良かった。

ワインや焼酎をボトルで注文していたひとがいて、最期の方は幼児退行現象というか、「ばーかばーか」「うるせえはーげ」などの、身も蓋もない会話になっていたようである(主にK姉組)。騒ぎすぎてさすがに疲れたので、部屋に帰ってネットをチェックした後失神。ばしゃ山村は部屋にネットワークがないので、ワタクシのiPadからテザリングでみなさんにインターネッツを供給していたのだが、なぜかこれが切れしまったようで、翌日文句を言われた。おかしいなぁ

で、翌日も8時に隣の部屋をコンコンすると、どろーんとした表情でお二方登場。昨日の疲れがまだ残っているようだww


しかし、朝食を食べていたらやや持ち直してきたようで、性懲りもなくガゼボでだらりんとかしたのち、チェックアウトをし、2時間ほど先に出発するTOMO蔵を空港まで送る。
旅の後半はほとんどレンタカーを使わなかったなぁ TOMO蔵とは空港で別れたが、なんとK姉一派はすでに空港にいたそうである。

 

夢紅

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