今年(2014年)は8月が天候不順で、このままではコメの生育も不調なのではないかと言われているほどで、当然夏らしい夏の記憶がない(奄美大島旅行は別)。
ということで、夏を取り返すために、奄美大島ならぬ宮古島経由伊良部島にいってまいりました。宿泊したのは、伊良部島にある「soraniwa(そらにわ)」というお宿。2回目の宿泊になります。
来年(2015年)の1月には宮古島と伊良部島が「伊良部島大橋」という、いわく「無料では一番長い」橋で繋がるとこのこと・。これによって、おそらく伊良部島の環境も激変することでしょう。最後の伊良部を記憶にとどめられたのもよかったかな。
さて、旅のスタートは羽田から
宮古島に行くのは那覇経由のスカイマーク。出発が比較的早い時間なので、同行の某お嬢さんとは羽田で待ち合わせ。合流後、「ちょびっとなんか食べるか」ってことで、コーヒーとサンドイッチをば。味はまあ、ふつうw レストランに関しては、ANAのあるビルの法が充実しているというか、好みだなぁ
搭乗したスカイマークの機内では、お嬢さんがさっそく実力を発揮して缶ビールを2本ばかり飲んでおりました。私は運転があるので、日中は自粛。
飛行機は特に墜落することもなく、2時間半どで那覇に到着。スカイマークは宮古島直行便がないので、ここでやはりスカイマークの宮古島行きに乗り換える必要があるのだ(その後スカイマーク倒産によりというか、それよりまえの事業縮小により宮古島路線は廃止)。
宮古島行きの便は、出発までそこそこ時間がある。空港内で時間をつぶすよりはと、タクシーで那覇市内に出てみたりして(荷物はそのままスルーなのでちょと快適)。ある種のネットウォッチャーには有名な「ニューパラダイス通り」のあたりは、昨年久米島に行った帰りに泊まったJALシティホテルがあるのでよく知っている。ここにあるわりと有名な食堂「食堂花笠2号店」でソーキそばとかふーチャンプルーの定食を食べたり、オリオンビール(瓶!)を飲んだり。沖縄の食堂はボリュームがあって安くてビールも大瓶でいいなぁ
帰りは県庁前まで歩いて、ゆいレールで空港まで。
30分かそこらのフライトで宮古島に到着。そして、港までタクシーでいって、フェリーで伊良部島に渡り、さらにレンタカーを借りて、ちょっとスーパーなどでビールやおつまみを仕入れた後、やっとこさ「soraniwa」へ。ふう、長い道のりであった。
最初に書いたように、「soraniwa」には前年も来ていたのだけど、前回は建設中だったアネックスというか、別棟が完成したので、そちらを取ってみた。上下に1フロアずつある構造で、2Fが「sora」、1Fは「niwa」という名称が与えられている。どちらがいいかといえば、soraのほうで、小っちゃいながらもプールが付いていたり。
チェックインしてみると、間取りや内装は事前に写真で見ていたため、新鮮な驚きはなかったが、プライベートプール付きだし、部屋も広くて快適~(若干問題もあったが)。お嬢さんも気に入ったようで、まずはヨカッタヨカッタ。 「sora」および「niwa」には本格的なキッチンがあるのだけど、正直、そこまではいらないかなぁと思わないこともない。なぜならこういうところで料理をするときに発生する問題は、調理器具よりも調味料関係が少ないあるいは無いことなのでね。かといって、まさか必要な調味料一式持って行くわけにもいかないし。買うのはモッタイナイし、こんなところではいろいろ揃わない…ということで、キッチン付きの宿はけっこう悩む。海外の場合は単におまけと考えりゃイイだけど。調味料だけのセットでも小分けして作っておけばいいのかぁ。でもそれほど頻繁にあるわけでもないしなぁ
部屋の写真を撮ったりなんだりしから、ちょろっと買い出しにでも行くかと、レンタカーを繰り出し、「まるきスーパー」へ。途中で渡口の浜にも寄ってみたり。まるきスーパーは「ホテルサウスアイランド」の一階にあるスーパーで、いつもお世話になっている。ビールとか島らっきょうとかを調達し、またsoraniwaへ。
なんだかんだでビール飲んでごろごろしていたら、もう夕暮れ。soraからは右の方に沈むのが見える。フォトジェニック~
なんていってると、完全に日が暮れたのでタクシーを呼んで、夜ご飯へGO。
今晩は伊良部島でもピカイチという評判の「琉宮(りゅうぐう)」だ。ここは郷土料理といえば郷土料理だけど、イタリアン的なものもありの、刺身もありのお店。いろいろたのんだけど、感動的においしかったのが、伊勢エビの刺身……ではなくて、刺身と一緒に出てきたエビ味噌とパクチーと調味料を合わせたもの。これだけでご飯が食べられるぐらいうまうま。 その他も全般にうまかったであります。さすが、わざわざフェリーに乗って宮古島から食べに来る人がいると言うだけのことはある。
琉宮でのお会計は2万円ちょっとだったと記憶しているか、まぁ我々はビールを飲むので、普通なら1万数千円で済むであろう(刺身、伊勢エビなどの比較的高いものを頼んでのお値段)。伊良部という場所からすると、高いほうなのだろうけど、食事の機会がそんなにあるわけじゃないので、やはりうまい方がいいものねー。
ということで上機嫌で再びタクって帰宿。あとはHuluを見たりビールを飲んだりしながらだらりんことして、就寝。しかし、ここの風呂はでかいけどお湯が貯まるのに時間がかかるのぅ ついでに、新築なのに下水の匂いが結構たまらんかった。排水が悪いのかしらん?
リゾートにくると朝早く起きちゃうのが不思議だー」と思うながら早朝から起きる。
初日は曇りだったものの、本日は朝から天気が良さそうな雰囲気。
まずは、そこらを歩いて、港まで行ってみたり。港といっても、土建用の資材を積み卸しするような港なので漁船がいるわけではない。釣りをしている人もいたけど、何も釣れていなかったなぁ
朝ご飯はsoraniwaの本館というかレストランというかカフェのほうでいつも通り。結構ボリュームもあるし、おいしい部類に入ると思う。んで、また部屋員戻ってだらだら。
あんまりだらだらするのも何であるから、ちょびっとは伊良部島の中を探検してみるか、と、まだいっていない方面へレンタカーで行ってみることに。まずは、白鳥崎。展望台がある。遊歩道のようなものが整備されているので、歩いてビーチへエントリーできる。ビーチと言っても岩場のようなものだが、沖合ではシュノーケリングの船も停泊して、船からシュノーケルをしていたりする。岸からではサンゴはあんまり見えないけど、水や砂は伊良部の常で非常にキレイ。
ここは、展望台と行っても何もないコンクリートの東屋のような建物だが、ビールでももっていけば(運転手以外は)気持ちよく過ごせる場所ではある。
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その後は小腹が空いたので「BOTTA」というイタリアンというかビザのあるカフェへ言って休憩。
イタリア車が置いてあったり、建物自体ももおしゃれだったりするんだけど、開放的すぎて暑い。のが難かな。クーラーももちろんない。
ここは食べ物がビザしかないんだったか。ビールはある。あとはスイーツとかそんなの(興味がないので知らない)。かなりわかりにくい場所にあるけど、景色はいいのでお勧めではある。
しかし、なんといってもクーラーなしなので、天気がいいと1時間もいると疲弊してくる。そのため、適当なところで切り上げて、soraniwaに戻る。
部屋に戻ったあとは、車の運転の必要がないので、ワタクシもビールなどを飲みつつ、プールに入ったり、なんだりかんだり。だらりんこ。島らっきょとかも食べたり。
さて、今日の晩ご飯はsoraniwaにて。和食を頼んでおいたので、刺身などいろいろ。
基本的に夜の食事は和食とイタリアンが交互に出るので、事前に和食の日を指定しておいて、開いている方を琉宮にした…のだけど、逆だったら琉宮がやっていなかったのでヤバかった(汗)。
食事のあとは、またhuluを見たり、なんだりかんだりで、就寝。そいや、プールサイドで電話をしていたお嬢さんの足にゴキが飛んできて止まったらすぃ(怖) まぁ、南国だし、盛りというか林が目の前だからねぇ(汗) 基本的に、虫が嫌いな人は、こういう宿は無理だと思います。
翌朝も快晴。もう帰る日かー 名残惜しいがしょうがない。
プールサイドで雲の流れるのを観察するという無為な時間を過ごした後、朝食を食べ、またまた部屋で休んだあと、チェックアウト。
帰りの飛行機は夕方なので、それまでどうしようかと思ったが、伊良部島をとりあえず車でぐるぐると。
下地島側にあるへんな廃墟ビルを発見して探検してみた。廃墟かと思ったが、ビールの空き瓶なども結構でているので飲食店か飲み屋らしい。ドアはすべて金属製で頑丈。売春宿かなーと思って、裏のGSでガソリン入れついでに「あれはなに?」と聞いてみたところ、おばさん笑って「化け物がいる」とw 売春宿と言うよりスナックなのかな?どんなひどいのか興味あるけど、帰らないといかんしなー 後ろ髪をひかれつつ、帰路にw
その後は、沖縄チックなお墓を撮影したり、無名な浜に行ったり、渡口の浜にある蕎麦屋「食堂 渡口の浜」で沖縄そばを食べたり(お嬢さんはビールも)。ここの蕎麦が味は安定していて、いちばんいいような気がするなー お安いし(400円だったか?)。
そんなこんなで、サンレンタカーに車を返し、港まで送ってもらう。前回は電話をしたら「港に置いておいて。鍵付きでいいから」と言われたのだが、今回は事務所から送ってくれた。運動会をやっていたので、運動会の話やら宴会の話などを聞いているうちに港に到着。売店で多良間の黒糖をお土産に買ったりなんだりしてから、フェリーに乗る。おそらくフェリーに乗るのはこれが最後のはず。まあ、特に感慨などもなく、テレビがうるせーなーと思っているうちに到着だ。
さて、問題はここから。車もないし、時間だけはある。しかし、港じゃ売店も閉まっているし、周りにも大した店はない…。
昨年は、歩いて繁華街方面まで行って、soramoyoでグッズを買ったり、なんとかいうカフェみたいなところで出発までダラダラビールを飲んだりしたのだが、今回はタクって東急宮古島リゾートまで行ってみることにした。ホテルならレストランもあるしショップもあろうかと
タクシーの運転手との会話で、「今年は異常気象だ、なぜなら赤とんぼが異常に多く飛んでいる」という珍説を教えられたのはなかなかウケた。
赤とんぼのせいかどうかしらぬが、確かに普段より暑いらしい。東急リゾートのスタッフにラウンジを案内してもらう途中、彼が思わず「暑い…」とつぶやいたくらいだから、本当に暑いのだろう。
さてそんな東急宮古島リゾート。高級ホテルなので、ビールは当然のように高いが、あまり気にせずに飲む(笑) 室内ならばエアコンも入っているし、トイレもキレイ。気が向けばお土産も売店で買えるし、コストのことを考えなければ、なかなかよいところです。スタッフもきちんとしているしね。
いい加減飲んだところで、飛行機の出発時間も近づいてきたので、預けていた荷物を回収して、空港へタク…と思ったら、ちょうどシャトルバスがあるらしく、そちらを進めてくれた。宿泊客と間違えたのかもしれ無いけど、けっこう飲食代を払ったからそれぐらいはいいよね。
ということで、シャトルバス(無料)で空港まで送ってもらった。チェックインしてしまうと、結構時間があったので、A&Wで軽くビールなど(まだ飲む)。宮古島からは、来たときと同様にスカイマークで那覇まで。
さらに、那覇でも乗り換え時間がそこそこあったので、空港内の寿司屋「風月 寿司処」に入って、いくつか握りをつまみつつ飲む(まだ飲む)。
この寿司屋、そんなにバカウマではないけど、回転寿司なんかより(おそらく)美味しいし、なんといっても空いているのがいいですな。空港の寿司屋って一部を除けばそんなに高くないし、空いているので時間調整にお勧め。
寿司屋以降の写真はないのだけど(酔っ払っていたか?)、特に事故もなく家に帰ってきたはず。これで2014年の伊良部旅行は終了。おつかれさまでした。