あけましておめでとう。
新年が明けても新型コロナちゃんの猛威は衰えておりませんな。
さて、わが老母も、さすがに今年はおせちが作れないぐらいに衰えた感じ。お雑煮は作っていたけど、おせちとはちょっと違う代物。まぁそんなにおせちをたべたくはないし、どうでもいいやね。難しい食事は作れぬが、認知症とかいうほどでもない。ただの老化とお思われる。90歳だもんね。
ところで、新型コロナの感染者増加によってGoro Travel事業が一時停止になってしまったわけだが、これを狙って予約していた犬吠埼観光ホテル。向こうから「キャンセルしますか?」と連絡があったが、行ってきましたよ。この際、楽しい割引がなくてもしかたがない。
例によってお嬢さんとは東京駅で待ち合わせ。銚子までの特急「しおさい」は地下から出るが、そこへいく途中のNEWDAYS(コンビニ)で飲み物などを調達して、電車に乗り込む。相変わらず空いているが、ソーシャルディスタンスを確保する意味もあって、グリーン車へ。他に乗客は2組ほどだったか。
2時間弱ほどで銚子に到着。とりあえず、喫緊の問題は昼ごはんをどうするか。考えつつ、荷物はコインロッカーに預けてい街へ出る。
最近お気に入りの銚子プラザホテル2Fにあるレストラン「廣半」は明日にとっておくことにして、今日は寿司でも食べるかねーとふらふらしつつ、地元産品などを扱っている「銚子セレクト市場」に入る。安くて良さそうな野菜があるが、今日は買わずにおく。でかい荷物もって歩くのもいなんだしね。
さて、食事だ。候補として事前に調べた中では「あづま寿司」というのが(写真的には)良いかんじであった。銚子セレクト市場からは少し離れているが、あるいていける範囲なので、てくてくと歩く。
ほどなく見つかった。まあ普通の外観。
中に入ると先客はなし。なんか作業をしているが、仕出しかなんかかな。
カウンターに座ることにしたが、ショウケースにはあまりネタはなし。ケースの上にバームクーヘンを半月切りにしたようなものがのっている。これが噂の伊達巻きか。
まずはビールでカンパーイ。瓶ビールしかありませんのだ。
そして、お作りを一人前。アジ、キンメ、マグロ、ヒラメ、赤むつ、タコなど。アジがおいしかったかな。あとは普通。
壁のメニューを見ていたお嬢さんがクリームコロッケを所望。もとはまかないだったらしい。なかなかおいしかった。
店主といろいろ会話をするが、コロナの影響はやはり甚大な模様。年末年始の出前も、いつもなら数桶たのむところが、ひとつでいいわ、みたいな。帰省する人が少ないのだろう。
そんなわけで、ネタもあんまりない模様。
なぜかビールがやたらと進み、瓶ビールを8本ぐらい飲んだのではないか。途中、ひとりでおばさん(おばあさんかな)がやってきて、赤貝などを所望管、ことごとくない。グルメなおばあさんっぽかった。それでもいくつかたべて帰って行った。
伊達巻きというものをちょっと切手もらってたべてみる。すり身が入っていないので、まあ、プリンに近いブツ。これはもういいかなw
最後は寿司でシメる。ビール飲みすぎたが、ウニとアジなどを頼む。ウニうまい。ひも級がないので、納豆巻きを細巻きでもらう。これもおいしいなぁ
というわけで終了。1万円ちょっととお安かった。
再び銚子駅までふらふらと戻る。
銚子駅からはいつものように銚子電鉄にのって犬吠駅まで行き、ホテルまでは歩く。途中でお約束のぎょうけい館への怪しい道を通ったり。心なしか、駅周辺も人がいない気がした。いつもいないんだけどね。
ホテルについてチェックイン。予想より客がいるなぁ
部屋はいつもの「花月」。あんまり変わっていない気もするが、テレビと電気マッサージチェアが新しくなっていた模様。トイレへの段差なども改善されていた。この微妙に手を入れるところがこのホテルの持ち味。
チェックイン時に案内された「夕日を見るツアー」。暇だから参加をしてみる。他に2組ほど参加者がいた。
ツアーはマイクロバスで外川の町並みなどを回り、なんだか忘れた地名の公園というか港でサンセットを見る。冬だから綺麗は綺麗だったが寒いね。
お嬢さんが夕日に久賀って走ったり、夕日の写真を撮って、帰還。銚子の説明をいろいろ受けたが、やはり紀州とのつながりが濃いというか、この街のしそが紀州だということを再認識。結構楽しいツアーでした(無料)。
あとはホテルに戻ってお風呂に入ったり、ロビーでビールを飲んだり。
ビールを飲み終わらないうちに食事の時間になっちゃったので、そのジョッキを持ちながら夕食に挑む。持ち込みだけど、笑って許していただきました。
食事もコロナに気を遣っていて、いつもよりも間隔が広めなのかな? 宴会場に使っている方の席へ案内された。
ここの食事は基本的に多いので、品数を増やした「グルメコース」はもう食べきれないため通常のコースで。それでもかなり多い。昼はそこそこにセーブしていたつもりだが、それでも撃沈。くるしーくるしーといいながら部屋に戻った。あ、おせちっぽい品も八寸ちっくに供されていたです。
あとはお風呂に入ったり、マッサージ器でもみもみしたりして夜は更けるのであった。
翌朝は6時半頃に目が覚めた。日の出は6時47分だったかな。実際には雲があったので、もう少したってから日の出を拝むことができた。この宿は露天風呂から日の出を見られるのがウリの一つになっている、が、そこまでがんばる気もなしw
とはいえ、せっかく起きたのだから、お風呂に行ってみたり。夜と朝で交代するタイプの大浴場なんだけど、朝は9時までなので、食事のあと油断しているとお風呂には入れなかったりするので泊まる人は注意が必要。
朝食までの時間はマッサージなどをしてすごす。なんせタダだし、たぶんハイエンドマシンだと思われるものだからもみが強い。
朝食も同じ宴会部屋のほうで。普段朝はたべないのだけど、ここの朝ご飯はどれもこれもごはんがススムくんなので、全部たべてしまった。お米を除けばほんとおいしい(米もそんなにひどいわけではない)。
食事の後はロビーで振る舞われるコーヒーをのんだり、部屋に戻って熟睡したり。
チェックアウトを2時間延長しているので、出立はのんびりである。最初からこれぐらいのチェックアウト時間ならいいんだけど、人件費節約のためかねぇ
チェックアウトしたあとどうするか、いろいろ考えたが、あまりいい案もなく、お嬢さんがいったことがなかったなと「うおっせ」に行くことにした。魚の小売店を集約したようなスペースで、レストランや展望台もある。
タクシーを呼んでもらって、うおっせまでいったが結構遠い。そして、けっこう高い。2000円超だったか。銚子駅からホテルまでとたいした変わらない感じ。呼んだぶんも含まれているのか。
うおっせ うおっせ うおっせ うおっせ うおっせ うおっせ
うおっせに入ってみると、いやまぁ閑散。そして店が減っている。あいているところは椅子を置いたり、ガチャを置いたりしているが、過疎感は否めない。ざっとみてみたが、あまり買いたいものもないので、適当に切り上げ、展望台に上ってみることにした。
こちらも経年劣化は否めないものの、登ってみればそれなりにおもしろい。そして、展望台のしたにある売店で、お嬢さんの大好きな「メダル刻印機」を発見。さっそくつくってみる。メダルとキーホルダー、それに刻印代金で1000円ぐらい。子供なら迷う価格だが、大人ですから躊躇なしw
メダル刻印も無事おわり、さてどうするか。
先にも書いたようにレストランがあって、そんなにわるくもないんだけど、我らには銚子プラザホテルのレストラン「廣半」があるしなぁ
ということで、銚子駅に戻ることにしたが、足がない。バスもあるらしいけど、すぐには来ない。タクシーも待っているわけではない。ということで、徒歩で20′ほどの銚子鉄道駅にある見ることにした。途中でいやになったらタクシーアプリがあるし。
うおっせを出たところで、駐車場の交通整理のおじさんがいたので、駅までの道のりを聞いてみる。なんかよくわからないようなわかったような情報だったけど、まあ方角がわかればなんとかなる。ありがとうおじさん。歩いて行く我々にずーっとなんか言い続けていたけど聞こえなかったよw
ちょっと迷ってひとつ先の駅までいってしまったが、「本銚子(もとちょうし)」駅に到着。無人駅で自販機と駅舎しかない。トイレもないw
で、時刻表をお除算がチェック。がーん、30分以上の待ち。どうするか少し考えて、タクシーアプリをつかって呼ぶことに。これがけっこう時間がかかって(駅の向こう側に行ってしまったらしい)、少し時間ロスしたけど、銚子プラザホテルに無事到着。電車で行っていたら、ランチタイムが終わっていたので、タクって正解。
廣半は本来というか本筋は日本料理らしいが、中華料理や洋食もあり、これが結構おいしい。ので、ビールととんかつ、あんかけやきそばなどを注文。お嬢さんはしめさばも。ここはサバがうりなので、お土産にサバ寿司もつくってもらう。
和洋中、みんなあって安くてうまい。こんな店がちかくにあればなぁ というような理想のお店でまったり、しかし3時頃までしかいられぬので、食べ終えたら早々に退却。
まだ時間があるので、「銚子セレクト市場」でちょっとお土産を。といっても、ほうれんそうとかしいたけとかタコとかの実用的なものばっかり。まあいろいろ安い。
それでもさらに時間が余る。プラザホテルの一階に喫茶店があったなとちょっと戻ってみたら、こちらも休憩。うーん。難民。寒いし。しょうがないので、駅近くにある休憩室(喫茶店名)でコーヒーなどを。
いい加減時間をつぶしたつもりだったが、まだ時間が余って駅近辺をウロウロ。寒いので辛かった。
やっと時間になったので、NEWDAYSで酒を購入、コインロッカーで荷物を出して、しおさいに乗り込む。
帰りもガラガラで、一番後ろの席を占有して快適でした。少し寒かった毛おd。
2時間ほどで東京駅について、お除算とはここでお別れ。
家に帰って荷物整理などをして、就寝。
翌日、タコを食べましょーと冷蔵庫を開けたら、老母に食べ尽くされたあとでした。味見したかったのにー