2017奄美大島(アダンオンザビーチに泊まったよ)

■2017奄美大島
昨年5月以来の奄美大島。

奄美大島、「一年ぶりぐらいか」と思っていたけど、昨年は5月の梅雨直前にいっていたので8か月ぶりとかそんなもん。

今回は、龍郷(たつごう)エリアにある「ネイティブシー奄美」というホテルの別館というか新館であるところの「アダンオンザビーチ」に宿泊。昨年9月にできたばかりの新しいお宿である。おなじみの「ばしゃ山村」よりは名瀬に近いが、それでも名瀬まで40キロほどあるとかなんとか。半島の先のほうにあるので、まわりにはなにもない。

 

幹線道路から外れた半島の先にある

 

「ネイティブシー奄美」はどちらかというとダイビングやシュノーケリングをする人が多い宿、という印象だが「アダンオンザビーチ」は、海の目の前というロケーションの良さもあって、リゾート感を前面に押し出しているホテルである。

1月27日(金)の午前中に羽田第1ターミナルでお嬢さんと待ち合わせ。ここのところバニラエアにはご無沙汰でJAL続き。それというのも、予約したのがちょと遅かったためで、バニラとの差額が1万円強といったところで、ようするに成田までの手間と交通費を考えると「JALでもいいや」となってしまった次第。

羽田のターミナルは、どちらかというと第2のほうが好みにあったレストランが多いのだけど、400m離れた第2ターミナルにいくほどのこともないので、蕎麦屋で鴨せいろとビールを(お嬢さんが)。空いているのであっというまに出てきて、さらに蕎麦なのであっというまに食べ終わってしまった。手持ちぶさた。
ほかにすることもないので保安検査場の内へ。けっこう時間があったので、カフェでコーヒーとか飲んだり。味噌屋(味噌売ってる)みたいなのがあって、みそ汁とおにぎりみたいなものを売っていた。もちろん味噌なんか買わないが。

飛行機に乗り込んでみると、前回はなかった(はず)のWiFiがある。スマホやらブレットでビデオを見るなら無料(機内サーバーに接続)。ちょっとやってみたけど、特に見たいものもなかった。有料でWiFi接続するほどのこともないし、ゲームなどをやって時間をつぶす。

飛行機はさしたる遅延もなく、びゅーんと飛んで奄美空港に到着。いつもの(といっても二回目だが)激安レンタカー屋さんにピックアップしてもらう。今回の担当は前回ほど面白い人ではなかったが、貸出がおおざっぱなのはいつも通り。レンタカー屋は本業じゃなくて、建築機材のリース屋さんだしね。たいして儲からないのに、なんでこんなことをやっているのか謎である。安いからありがたいけど(2泊3日でフィットを借りて1万円ちょっと=充実保障プラン)。ナビが後付けで、運転しているうちにポロリと転げ落ちるなどの微細な問題wはあったが、ちゃんと走るので問題ない。細かいことは気にしないクロウト向きのレンタカー屋、その名はマルヒラ。

レンタカーを借りた時点で15時過ぎである、昼の食事をどうしようかと思ったが、飛行機に乗っていただけだから、おなかもすいていないということで、途中でビールを買ってあとは夕食まで食べなくても大丈夫だろうと判断した。
で、ビールは?
事前の調査では、空港のある場所から、普通にビールが買えるコンビニとかスーパー的なものは今回の宿よりさらに名瀬方面に行かないとない。レンタカー屋のお姉さんに確認しても、その通りだという。唯一の解はJA(農協)のスーパーであるところのAコープが空港から反対側の岸に行く途中にある。

ということで、Aコープ(笠利店)へ行ってみた。そんなものが近所にない人はビビるかもしれないが、まあ普通のスーパーと同じですな。生鮮食料品もあるし、お総菜っぽいものもある。もちろん、ビールやおつまみは普通にある。笠利方面のホテルに泊まるならビッグ2(大規模スーパー&ホームセンター)に行かないでもお土産以外は事足りる、ここでオリオンビールと若干のおつまみなどを調達をして、そのまま海沿いの道をネイティブシーへひた走って30分ほどで到着。

ネイティブシー奄美(本館)とアダンオンザビーチの間はおよそ500mほどで、なおかそこそこの傾斜がある(ネイティブシー奄美のほうが高台)。

本館につく手前側に、なにやらヴィラのような建築物を建てているようだった。ホテルの人に聞くのを忘れてしまったが、あとで調べたら「コンシェルジュ・ヴィラ・ホリデー・ホームズ」という、かなりお高めなホテルが建つ模様。地元の説明会で配られた資料によると(そんなもん読むなってw)、レストランは外部からでも利用できるとのことなので、次回の訪問時に完成していたら、行ってみるかな。
、新館は歩けば10分もかからない距離ではあるが、夜は街灯などはまったくない(途中までは舗装はされている)、歩くには懐中電灯、それも強力な懐中電灯が必要だ。部屋に備え付けの懐中電灯もあるにはあるが、レストランスタッフの話では、それでは心許ないという。私は、夜でも昼になるような強力な懐中電灯を持っていったので、特に問題は無かったが、夜や雨の時にはスタッフに送ってもらった方がいい(フロントに頼めば送迎してくれる)。

ホテルへのチェックインはアダンオンザビーチへ直接行けばよい。部屋数がそんなにあるわけではないので、すぐにチェックインできるはず。

 

 

 

アダンオンザビーチの部屋構成は、1Fがスタンダードルーム(4部屋)とスーペリアルーム(2部屋)、2Fがスタンダードルーム(5部屋)とファミリールーム(1部屋)となっている。ファミリールームとスーペリアルームのお風呂は同じ大きさとのこと。スタンダードルームはユニットバスだった(見学させてもらった)。
ファミリールームのテラスにはサマーベッドというのかな?ようするに寝っ転がるやつ。あれが2つにチェアも2つ、さらに4人掛けのテーブルが1つおいてある。昼ごはんに本館でビザをテイクアウトして、このテーブルで食べたりするのも良さそう。

 

アメニティ類は一通り用意されている。浴室用のスポンジもあった。場所柄、夏場は虫も出ると思うが、殺虫剤が置いてある(蚊取りツールはなかったような)。
テレビはファミリールームは43インチの壁掛けTV。HDMIが裏側にあるので、パソコンやDVD/BDプレーヤーを接続することも可能。
インターネットは無線LANが全室で利用可能。試してみたが、VODを見ることができる程度には速い。
部屋にある冷蔵庫は空だが、ソフトドリンクの類いは、アダンオンザビーチ脇の自動販売機で購入可能。アルコールは本館の自販機や売店で買える。また、ソフトドリンクの自販機の並びには洗濯機もあって、自由に利用できる。部屋には電気ポットと煎茶は用意されている。なお、部屋には電子レンジはないが、フロント脇に製氷機やグラスとともに用意されていて、いつでも使えるようになっている。

 

訪れた時期が冬だったので、泳ぎはしなかったが、目の前のビーチは透明度も高く穏やかなので、夏場には遊泳可能と思われる(ボートでシュノーケリングはしていた)。浜はホワイトサンドのところもあるが、サンゴのカケラや石も多いので、ビーチサンダルやマリンシューズなどは必須。ないくても本館で島サンダル(いわゆる漁サン)を売っている。

宿の前の道を奥に進むと、砂利道ではあるが、ある程度のところまでいくことができる。宿の前の浜と同じようなかんじだが、人がほとんど来ないようなので、まさにプライベート感あふれるビーチである。

前述のようにアダンオンザビーチにはレストランがない。そのため、食事は本館のフォレスト(forest)というレストランで取るか、外で食べるかになる。
外で食べるといっても、歩いて行ける範囲にはレストランはない。ホテルカレッタ、あるいはヴィラゆりむんあたりなら行けなくもない距離だが、それなりに時間はかかるし、夜はやはり暗い。さらに「ゆりむん」は予約が必要で、ランチはないもよう。
フォレストはイタリアンと郷土料理が主体のレストランで、ものにもよるけど、おおむね美味しいと思う。チェックイン時に朝食・夕食のことを聞かれるので、そのときに予約しておけば良い。夜は結構いっぱいだったので、予約をしていないと席がないかもしれない。夜はコースもあるが、アラカルトでもOK。昼もやっていて、それなりにメニューも豊富なので、1~3泊だったら3食ここでもあまり困ることはないかも。

外で食べる場合にはクルマが必要である。クルマで気軽に行ける食事処としては、豚豚亭(とんかつ)、ひさ倉(鶏飯)、番屋(海鮮)、てっちゃん龍郷店(焼き鳥・鶏飯・油ぞうめんなど)、ジョイフル(ファミレス)あたりだろうか。笠利方面ではAMAネシア(ばしゃ山村のレストラン)、きょら海工房(カフェ・レストラン)あたりも比較的近い。一方、名瀬までは40kmほどあるので、クルマでもけっこう時間がかかる。
アルコールを飲んだら運転できないので、運転代行を頼むことになるが(代行利用は一般的なので、どの店でも頼めば電話してくれると思う)、週末などは来るまでに結構時間がかかるので、入店時にお店の人に頼んでおくと良いだろう。
今回、空港に近い「ガジュマルの樹の下で」にいったので運転代行を頼んだが、料金は3000円だった。

 

 

コンビニに関しては、島内にファミリーマート(もとエブリワン)がいくつかあるが、一番近いところでもクルマで10分程度はかかる(たぶん)。このコンビニは空港とは反対方面なので、空港からホテルに来るまでに何かを調達したい場合には、笠利のAコープ(農協のスーパー)を利用するのがいちばんかも。11~13時に到着した場合、レンタカーを借りる→Aコープでいろいろ購入→みなとやで鶏飯昼食→ホテルへという効率の良いルートを巡ることができる。これはばしゃ山村やティダムーンに泊まる場合も同様(名瀬方面や宇検村、瀬戸内町に泊まるなら途中にコンビニやビッグ2というスーパーがあるのでそちらを利用するのが良い)。
ネイティブシー奄美は空港送迎してくれるので、レンタカーを借りないで過ごすことも可能ではある。その場合、お土産物はフロント脇の小さなコーナーで買うか空港で調達することになる。もっとも、生鮮食料品などを除けば、どこで買ってもさほど違いはないのでそれでもいいような気もする。

 

アダンオンザビーチの前は倉崎海岸。その左端に当たり、右の端にはネイティブシー奄美がある。ネイティブシー奄美の方には白砂のビーチがあるので、そちらへいってもいい。

●ネイティブシー奄美 アダンオンザビーチ
(Native Sea Amami Adan on the beach)

http://www.native-sea.com/adan/

●レストラン フォレスト(ネイティブシー奄美内)

関連ランキング:イタリアン | 龍郷町その他

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください