MIDORI公演@松本

 ちょっくら忙しくなってきたのだけど、それはそれとしてちょいと松本へ。

 半年ぶりの五嶋みどりさん公演が松本であるため。他は函館と青森だったかな?そちらでやるのはあとから知ったのだが、味覚の点では東北および北海道は魅力あるけどちょいと遠いんで、今回は松本で正解だった。
 松本まではクルマで3時間ほどなので頑張れば日帰り圏内ですな。まあ、例の千円高速ができてから週末の移動時間はちょっと読めなくなってきてるが。出発日は金曜日なので何事もなくスムースに松本到着。あ、うちのお嬢様ですか?今回は泊まりなので佐々木さん所でお留守番(ぷぎゃー)。

 松本のホテルについて、T沢に電話。T沢はさえちゃんの昔の会社時代の後輩で、松本出身なので出産を機に地元に戻っているというヒト。結婚前はけっこう一緒に遊んだことがあり、バリ・ロンボクにも一緒に行ったりした。たしかロンボクシェラトンの中華系インドネシア人にナンパされていたのもやつである。

 無事合流したあとは、T沢オススメの市内の蕎麦屋で乾杯。なんでも高校の同級生がやってるお店とか。東京で蕎麦など食えないと豪語してたT沢のオススメだけあって美味しゅうございました。蕎麦もだけど、“落としたて”という馬肉の刺身がことのほかうまかった。写真のピントが合っていないのは飲み過ぎたせいかもしれぬ。3人でビール5本くらい飲んだか。さえちゃんはあまり飲まないのでほとんど2人で飲んでいたような。
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▲絶品「馬の霜降り刺身」

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▲蕎麦もうまうま。ボリュームがあるのもいい

 その後、第一勧銀の跡地をホテルにしたとかいうおしゃれな店でコーヒーを飲んで、談笑した後ホテルに戻る。
 いよいよリサイタル。ホールは郊外にあるらしく、クルマで行くか松本駅から電車で2駅。酒飲んでしまったので電車を選択。ホテルで調べてもらったら、行きは学校の下校時間帯だからまだマシだったが、帰りは1時間に1本という大糸線の過疎っぷりにびびる。
 「Suicaが使えますよ」というT沢の言葉を信じたさえちゃんは切符を買わずに改札のところへ来たものの、タッチする場所が無くて途方にくれていた。ワタクシはスイカをホテルに忘れてきたので、切符で難無く通過。改札の中で待っていたら、

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▲なんでもSuicaな「かなぞ。」あたりは途方に暮れるんですな

 ガセだったわけですな。オレの勝利。
 この分じゃどんな恐ろしい電車が来るか、と身構えたが、4両編成の普通の電車で、どうってことはなかった。ただ、寒冷地らしくドアは自分でボタンを押して開け閉めするタイプなのがちょと珍しいくらいか。

 会場の「松本ハーモニーホール」は島内というローカル駅でおりてすぐ。といっても無人駅からくらーい道を通っていったので若干不安だった。会場は800人ほどの小規模なホールなので当然満席。
 演奏はいつも通り素晴らしかったが、お客さんのノリがいまいちだったかなー
 以前に比べると「タメ」が少なくなって、演奏スピードがやや速くなっている印象。その日の調子で変えるような人ではないので、そういう方向に変化してきているのか?もともと速いツィガーヌのエンディングなんてあまりに速さでヴァイオリンから火が出るんじゃないかと心配になりましたよ(真顔)。

 演奏終了後、ロビーでMEET&GREETが行われていた。小さな会場なので行列といっても数十人レベルだが、それでもこれだけのファンと握手&サイン&お話するのは大変だろうなー えらいなーと思いつつ、みどりさんだけ激写、帰りの電車の時間に間に合わないので急いで駅まで歩く。なんとか帰りの電車には間に合ってホッ。
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▲1人1人とお話しするみどりさん。階段の上まで行列してるが、クラシックのお客さんて「キャー」とも「うわー」とも言わないのでちょっとブキミw

 松本に着いて、またT沢を呼び出して飲み。T沢お勧めの店は「串衛門」。行ってみたら昼間の蕎麦屋さんと同じヒトがやってた。T沢がコミッションでも貰ってるのではないかという疑惑も生じたが、焼き鳥も蕎麦も自家製梅酒やゆず酒もうまいので、良い店であることは確か。松本の蕎麦屋の裏事情なんかも聞けて楽しかったッス。

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▲揚げてあるのに「山賊焼き」という地元の食べ物。ジャパニーズスパイシーフライドチキンといった趣の食べ物。うまい。

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▲焼き鳥もうまし。これはレバー

 翌日はちょいと足を伸ばして乗鞍方面で日帰り温泉「湯けむり館」へ。以前は村営施設だったようだが、いまは民間会社が管理している。温泉は源泉掛け流しで、硫黄臭のする白濁した非常によいお湯。来るのはけっこう大変(松本からかなり順調に来ても40分ほど)で、なおかつ風呂以外に何もないのが難だが、温泉が好きなら行くのもよかろう(私はそれほど好きではない)。
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店名:蔵の花
住所:長野県松本市中央3-3-2
Tel:0263-34-5250
営業時間:午前11:00~午後3:00(無くなり次第終了)
定休日:不定
Url:http://www.mcci.or.jp/www/nakamati/shop/center/kuranohana/kuranohana.htm

店名:串衛門
住所:長野県松本市中央2・4・13
Tel:0263-33-7826
Url:http://www.week.co.jp/ngg/1013909/
営業時間:17時30分~23時
定休日 :水・日曜

ぶどう狩りへGO

 9月に入って渋滞も減ってきたのではないかと考え、ぶどう狩りへ。
 定番の山梨方面にしようかと思ったけど、土曜日の渋滞状況を分析したところ、中央高速および東名の御殿場あたりは「近寄らない方がいい」という結論に。高速1000円ってのは悪いことではないと思うけど(基本的に定速走行できれば燃費も向上するし)、週末のみってのが混在を誘引する理由になっている模様。

 ま、それはともかく、山梨以外でぶどうというと秩父?とか小学生時代の記憶をたぐりながらいろいろ検索してみるが、いまいち。そうこうしているうちに、「沼田」という地名がピンと来た。

 沼田と言えば歴ヲタなら軍事上の要衝であったからよくご存じであろうと思うが、現代ではスキー客が訪れる程度のわりと地味な市。でもぶどう栽培の歴史は意外と古いらしい。伊香保や渋川に近いから温泉もあるし、ドッグランもある(ここ重要)。ということで、渋谷ICから関越経由でGO!
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▲当然わたしもいくでちゅ

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▲とちゅうの高坂SAで。最近はドッグランのあるSAも多い

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▲ぴぴこさんを放流してみたが、大きな犬がのっそり立ち上がっただけでぴゅーと逃げてきた

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▲沼田ICで降りて「道の駅白沢」で野菜のわんこ買いに参戦

 思う存分野菜を買ったあとは、お昼ご飯。前橋に近いからうどんかなぁと思ったけど、ちょっと離れたところに「犬も連れて行ける(ここ重要)蕎麦屋がある」との情報あり。さっそく向かう。
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▲カーナビに載っていなかったので、住所と元オリエンテーリング部のカンによってなんとか突き止めた!

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▲田んぼの中にある風情のある蕎麦屋「和太奈部」

 9月とはいえかなり暑い日差しだったが、あんないされたテラス席は涼しくて快適そのもの。天ぷらやさらだも美味しかった。蕎麦は田舎蕎麦より更級の方が断然お勧め。現在のところ奥さん出産のためw夜はやってないみたいでんす。

店名:蕎麦 和太奈部(わたなべ)
URL:http://www14.plala.or.jp/sobawatanabe/
住所」:群馬県利根郡川場村谷地1060-1
Tel:0278-52-3445

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 庭にぴぴこさんを放したら、喜んで遊んでたが、小川をジャンプしようとして足場が崩れて川にはまってた。鈍すぎ(でもかわうい)。

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▲こんな山の中にある

 食事が終わって、山を下りてくると、川場村の重要拠点である「田園プラザ川場」がある。トイレがてら、車を止めてみたが、なんとも巨大な道の駅である。今まで見た中でも一番か二番の大きさ。

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▲ここだけで何でも揃いそうな道の駅

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▲テラス席もあるのでお犬様もOKでは

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▲暑いのでだっこを要求するぴぴこさん

 ここでぶどう狩り情報を得ようと思ったが、公平を期するためか、特定のぶどう園の情報などがないのだな。そこで、サラダパーク沼田というところで、ぶどう狩り情報を得る。ちなみにこのサラダパーク、行くほどの価値はありませんw

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▲一見みすぼらしいが…

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▲じつは沼田で二番目に大きなぶどう園だとか

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▲値段も一キロ一〇〇〇円程度とお安かった。

(つづく)

富士山麓でぴぴこ撮る

 

 サカト君がデジカメの本を作るとかで、ロケハンを兼ねて富士山の麓へGO!メンバーはゲイザー全員+居候(あっちゃん)。

 GW後ではあるが、土曜日だったので例の高速料金1000円ぽっきりの影響があるかなと思ったが、さほどの混雑もなく河口湖インターへ。河口湖や山中湖は混んでいるような気がしたため、朝霧高原にあるまかいの牧場あるいはドッグランあたりを目指す。
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